2022年に入り米国株市場は暴落。とりわけハイテク株の値下げ幅が非常に大きく、ナスダック100に関しては年初来マイナス12.4%。
当然これにレバレッジをかけた通称レバナスに関しては更に2倍、あるいは3倍の大暴落となりました。
この大幅な値下げを受け、SNS上では毎日のごとくレバナス民とアンチレバナス民のバトルが繰り広げられています。
インフルエンサーであり、以前からレバナスを一貫して批判してきた某バフェット太郎氏はこれ見よがしにレバナスを批判。「ナスダックはオワコン」と過激なタイトルでYouTubeの再生数を稼ぎ、アフィリエイト活動に余念がありません。
彼の信者()たちもこぞってレバナスを批判し、レバナスに投資するのはバカだ、投資を理解していない、逓減リスクもわからないのか?と謎のマウントを取り出す始末。
またレバナスに関するツイートは多くのアンチレバナス民にチェックされており、迂闊な発言を行うとすぐに嚙みつかれて晒されてしまう、まさに地獄絵図。
ここ最近では「レバナス売りました」、「レバナス他人に勧めました」といった何気ないツイートをした方が、引用リツイートでフルボッコにされていました。
特にレバナスを勧めたというツイートに関しては「レバナスは宗教」「詐欺師」などボロカス状態。
確かにリスクの高いレバナスを他人に勧めるのは間違いだと思いますが、よってたかって1人の人間を攻撃するのも間違いだと思います。
しかしなぜここまでレバナス民が叩かれるのか?
投資というのは自己責任であり、他人が儲けようが損しようが自分には全く関係ないのに、なぜここまでレバナスを批判するのでしょうか?
過去に自分はアンチはレバナスではなくレバナス民が嫌いだから批判しているというブログを書きました。
しかしここ最近のレスバトルを見て、レバナスアンチのまた違った一面が垣間見えました。
それは
「レバナスのリスクとリターンを理解してほしい」
という自身の正義のために戦っていたのです。
正義とは恐ろしいもので、ネット炎上は大抵強い正義感により生み出されます。
もう1度書きますが投資というのは自己責任で、他人にどうこう言われてやるものでもないし、やめるものでもありません。
他人に勧められて損失を出しても、他人にいさめられて機会損失を出しても、それは本人の責任です。
多くの方がレバナスは危険だと言って警鐘を鳴らしますが、もしナスダックが今後上昇した場合の機会損失を補填できますか?
自分のやっていることが大きなお世話になる可能性もあるということを理解しましょう。
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